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第1回 植物文化フォーラム
~ 香・布・食 ~

2023年05月13日(土)13:00~17:30
会場:両国KFCホール 2nd
(都営地下鉄大江戸線 両国駅(A1出口)徒歩0分 )
参加形式:会場 / 後日アーカイブ配信

3年ぶりのフォーラム開催!
足元の植物民俗にフォーカスした
書籍『8つの和ハーブ物語』より
続く、新たな試み。
各分野の専門家に学ぶ
和ハーブ文化プログラムです。

今だからこそ伝えたい、日本人が紡いできた
土地の植物と共に生きる知恵。
植物に支えられた私たちの暮らし。

それはご先祖様が積み重ねてきた
”手仕事”の記憶であり、
私たちの遺伝子に受け継がれています。

種を蒔き、草を切り、色を出し、糸を紡ぐ。
それは時に、信じられないほどの
時間と労力を要しました。

その営みは現代社会から見れば、
非効率的な文化かもしれません。
しかしだからこそ、多様性と豊かさ、
力強さに溢れ、私たちを圧倒します。

和ハーブ協会では北海道から沖縄まで
植物とともに生きる人の暮らしを調査・記録し、
2015年に分野ごとにまとめた
『8つの和ハーブ物語』を上梓。
その後も調査・研究を積み重ねてきました。

今回、3年ぶりのリアル開催では
『日本の植物文化』をテーマに
各分野の専門家をお迎えいたします。

8年の時を経てグレードアップした
和ハーブ生活文化の髄をご堪能ください。

会場でお待ちしています。

※後日アーカイブ配信あり
お申し込みいいただいた方全員に
後日視聴用URLをお送りいたします。

豪華講師陣

PART1 : 【香】 森の植物が生み出す香りと日本人の暮らし 

谷田貝 光克(やたがい みつよし)

東京大学名誉教授 / 秋田県立大学名誉教授

東北大学理学部化学科卒、同博士課程修了(理学博士)。米国バージニア州立大学、メイン州立大学化学科博士研究員、農林省林業試験場炭化研究室長、田県立大学木材高度加工研究所研究所所長・教授などを経る。日本農学賞、読売農学賞、香り環境賞、科学技術庁長官賞(研究功績者)、日本木材学会賞、寺田寅彦記念賞。著書『100年人生に草木のめぐみ』(海青社)など多数。

 世界有数の森林大国・日本。各地に息づく多彩な植物から今、次々と新たな生理活性が見出されています。現代のような化学合成技術を持たない時代、先人たちは植物の芳香成分をどのように暮らしに生かしてきたのでしょうか。一方で植物は、根を下ろした環境にどう対応し、人間や多様な生き物たちと繋がっているでしょうか。香りをキーワードに、エキスパートがやさしく紐解きます。

PART2 : 【布】 万葉の時代より伝わる自然布「光をまとう葛布」

村井 龍彦(むらい たつひこ)

大井川葛布織元 / 古代織連絡会 事務局長

1956年、静岡葛布(かっぷ)の二代目として生まれる。国立香川大学経済学部卒業。1996年、大井川葛布ブランドを立ち上げ、葛布の着物・帯地を中心に制作するとともに、葛布の歴史研究、復元調査、日本の自然布の普及、調査研究を行う。また2001年より夏にワークショップを開催し、葛の採取から糸作り・製織を教えながら、染織家のみならず自然環境や衣服に興味のある方々へ向けて、広くその価値を伝え続けている。
大井川葛布 公式ページは こちら

 今も身近で生命力旺盛に育つ「クズ(葛)」。手織りの葛布はやさしく光り、豊かな美しさをまとっています。しかしその本質や多様性はあまり知られていません。古来、人びとはいかにして葛から繊維を生み出し、どのように暮らしに役立ててきたのでしょうか。
 静岡の大井川流域で長年、葛とともに歩み、葛布を織り続けてきた講師より、植物が糸そして布へと姿を変えていく過程や、さまざまな古代織の特徴、そして日々の思いに至るまで、貴重なお話をいただきます。

SUB PART : 都市と自然が調和する  クリエイティブな暮らし

小道 美和(こみち みわ)

鹿児島県鹿屋市在住。
和ハーブインストラクター/和ハーブフィールドマスター/2021年度和ハーブフォークロア修了生
和ハーブフィールドマスターのスキルを活かし、会社社員として地方都市で働きつつ季節と自然を謳歌。シティライフとナチュラルライフの融合を実践する。畑を耕し、山林に分け入りながら、足元に伝わる植物文化の探求・実験を日常化している。InstagramやFacebookでのアクティビティは芸術の域で、その表現や世界観に注目するフォロワーも多い。

Instagram:@miwamingo1983

PART3 : 【食】 農業の新時代を作る「和ハーブアグリフォレスト」

桑鶴 博宣(くわづる ひろのぶ)

(一社)和ハーブ協会 顧問 / 環境カウンセラー / 林業技士 /(一社)森林健康経営協会 理事

九州出身。子どもの頃から虫が好きで、学生時代は農学科で昆虫研究を専攻。これまで森林・里山を中心とした自然環境調査、中山間地の産業創出、食の安全、地方創生などに携わり、活動フィールドは多岐に渡る。大規模開発によって失われゆく自然環境の保全を考え、中山間地の活性化に向けた数々の提案・アドバイス業務を手掛けている。

 日本の農林業における大きな問題として、耕作地や森林の放置・荒廃、それに伴う獣害などが挙げられます。一方で、農薬や化学肥料の過剰使用へのアンチテーゼとして有機農法がありますが、普及の度合いはまだそれほど高いとは言えません。
 森林の林床環境はじつは安定し、土壌の栄養価も高い特徴があります。そうした林床利用農法は『アグリフォレスト』と呼ばれ、“究極の自然/共生農法”として注目を集めています。あるいは農地管理に和ハーブの視点をプラスするだけで多角的な切り口が生まれ、諸問題の解決へと導きます。当協会顧問の専門家が、未来の日本の農林業における新視点をお届けします。

ナビゲーター

平川 美鶴(ひらかわ みつる)

植物民俗研究家 / 一般社団法人和ハーブ協会 副理事長
日本各地の足元の植物と人のつながりを調査・研究。2017年4月、歴史/民俗学教授・石上七鞘先生との共著『あなたの日本がもっと素敵になる 8つの和ハーブ物語 ~忘れられた日本の宝物~』(産学社)を上梓。以来、日本人らしい生き方や感性を探求し、風土とともにある尊い知恵を今どう活かすか考え、未来へ届けるメッセンジャーとして活動。講座・講演、執筆、メディア出演、自然散策ワーク、地域創生などに携わる。その他著書に『和ハーブのある暮らし』(エクスナレッジ)、『和ハーブ図鑑』(素材図書)、『和ハーブにほんのたからもの 和ハーブ検定公式テキスト』(コスモの本)。

古谷 暢基(ふるや まさき)

一般社団法人和ハーブ協会 代表理事 / 博士(補完代替医療)

“日本医療の父"で、第1回ノーベル医学賞最有力候補だった北里柴三郎の血を引く。「和ハーブ」「ダイエット検定」「ルーシーダットン」など数々の健康美容・ソーシャルビジネスをプロデュース。「琉球ハーブの文化を日本に広めてほしい」と沖縄在住の方からの依頼をうけたことをきっかけに、日本古来の植物文化について調べ始めるうち、その魅力に目ざめる。当初ヨモギも見分けられないほどの植物オンチだったが、猛勉強の末2009年「和ハーブ協会」を創立。

2017年4月に和ハーブ検定公式テキスト『和ハーブ にほんのたからもの』(平川美鶴 共著)、和ハーブ協会初のレシピ本となる『PAN de WA HERB ~日本人の心と身体に届ける和ハーブレシピ~』、また同年8月に待望の『和ハーブ図鑑』が発売。

著書・監修の書籍・DVDは30を超え、テレビ・ラジオ・Web等メディア出演多数。

開催概要

2023年05月13日(土)
13:00開始 17:30終了
(開場 12:40)

|参加形式|
会場 または 後日アーカイブ配信
※お申し込みいただいた方全員に
後日視聴用URLをお送りいたします。
(5/22(月)以降を予定しています)

|会場|
両国 KFCホール 2nd
アクセスは こちら

都営地下鉄大江戸線 両国駅(A1出口)徒歩0分
JR総武線 両国駅(東口・西口)徒歩約7分


|参加料金|
※ 会場 / 後日アーカイブ配信同額 ※
【5月13日「第1回植物文化フォーラム」のみお申込の方】

 一般 7,500円
和ハーブ協会正会員 6,500円

6月3日「第2回植物文化フォーラム」とセットでお申込の方】

一般 11,000円
和ハーブ協会正会員 9,500円

会場アクセス

両国KFCホール 2nd
(国際ファッションセンタービル)

最寄駅:
都営地下鉄大江戸線 両国駅(A1出口)徒歩0分
JR総武線 両国駅(東口・西口)徒歩約7分
国際ファッションセンター 2階

アクセス詳細は以下リンクよりご確認ください。
https://www.tokyo-kfc.co.jp/access/

|次回予告|
第2回 植物文化フォーラム

色彩と和ハーブ 
映画『紅花の守人』上映会

(当日会場のみ・参加人数限定)

引き続き、6月3日(土)に
「第2回 植物文化フォーラム」
を開催いたします。
「第1回 植物文化フォーラム」と
セットでお申込の場合、大幅割引あり!


  • 紅花文化継承の現場を記録した
    珠玉のドキュメンタリー
    映画『紅花の守人』を
    和ハーブ協会銀座セミナールームにて上映。

    こちらの映画は現在、
    一般公開されていない貴重な作品です。
    同時に、映画監督および出演者のお話、
    紅ミュージアム(東京都港区)より
    講師をお招きして
    スペシャルトークセッションも開催。
    この機会にぜひ足をお運びください!

  • 第2回 植物文化フォーラム

    2023.06.03(土)
    午前の部 10:00開始 13:00終了
    (開場 09:30)
    午後の部 14:30開始 17:30終了
    (開場 14:00)

    ※同内容を午前/午後に2回実施いたします。
    ※各回ともに35名様限定です。
    ※後日配信やZoom配信はございません。


    |会場|
    一般社団法人和ハーブ協会4F セミナールーム
    「東銀座駅」3番出口より徒歩2分
    「銀座駅」A6出口より徒歩8分

    |参加料金|
    【6月3日「第2回植物文化フォーラム」のみお申込の方】
     一般 4,800円
    和ハーブ協会正会員 4,300円
    【5月13日「第1回植物文化フォーラム」とセットでお申込の方】
    一般     11,000円
    和ハーブ協会正会員  9,500円

一般社団法人 和ハーブ協会

- 人から人へ、未来へ。和ハーブはみんなの宝物 -

2009年設立。「日本古来の有用植物文化の継承と創生」をミッションに、全国各地で暮らしに広く活用されてきた有用植物「和ハーブ🄬」を通じ、足元の価値を再発見するプロジェクトを展開。植物文化を体系的に学べる「和ハーブ検定🄬」の実施運営、座学/体験型講座の企画実施、講師養成、地域活性プログラム事業、メディア発信等を行う。

公式Web:https://wa-herb.com
Facebook:@waherb
Instagram:@waherbkyoukai
YouTube:和ハーブチャンネル
運営事務局:東京都中央区銀座4-11-7 第二上原ビル6F
「和ハーブ」と私の出会いは
2010年の春でした。

自然界における
植物たちの巧みな生き様に
圧倒されるとともに

ありのままを慈しみ
誇り高く生きてきた人々の
何ものにも代え難い
日本人としての生き方に
強く心を撃ち抜かれたのです。

『8つの和ハーブ物語』から
8年の歳月を経た今
「いにしえからの植物文化」
そして
私たちの足元に湧き上がる
「新たな植物文化」を
しっかりと見つめます。

次の扉を開いたその先に
待つものは、何でしょうか。
ぜひ一緒にご注目ください。

〈平川 美鶴〉

みなさまのご参加を心よりお待ちしております!

一般社団法人 和ハーブ協会 

  • https://www.facebook.com/waherb