● 塩漬/発酵/オイル漬‥伝統食品保存法の徹底比較
● 果実酒&ジャムにおけるビタミンCの残存量
● 紅茶と烏龍茶に学ぶ「発酵」と「熟成」の基本
● 薬効成分が増える「乳酸発酵」ワールドの秘密
人は外界から栄養素をもらわないと生きられない「従属栄養生物」です。人類の歴史において、社会構造の確立も、文化の発展も、科学の追究も、そして侵略戦争ですら、”安定した食の確保”がモチベーションのベースとなってきました。すなわち、今も昔も人は“食べる”ことを追求してきたのです。
そして如何に食材を確保するか?と同じぐらい重要だったのが「食材の長期保存」。冷蔵庫も真空パックも無い時代に育まれた驚異的な食保存の知恵は、まさに“トライブテクノロジー(民族の古くて新しいテクノロジー)”の代表といえます。
本講座では、日本にとどまらず世界各地の保存食伝統の知恵とともに、その科学的メカニズムを分かりやすく面白く紹介。また、そもそも「食材が腐る」とは何なのか、食中毒にならない基本習慣などに言及、さらに乾燥・アルコール漬け・発酵などでの保存過程における各栄養素の変化など、他で採り上げないオモシロ食品科学、料理法など実践ノウハウまで分かりやすく解説します。
日本を始めとする世界の食文化や食品科学・栄養学に通じる講師が伝える、大切な食の神髄。
何冊も本を読むよりこの講座だけで保存食のエッセンスのすべてが学べる、大変お得な機会です!
医学博士(補完代替医療)
(一社)和ハーブ協会代表理事、日本ダイエット健康協会代表理事、日本ルーシーダットン普及連盟、国際補完医療大学日本校学長などを務める。
“日本医療の父"で、第1回ノーベル医学賞最有力候補だった北里柴三郎の血を引く。
「賢い健康市民」を旗頭に、わかりやすい健康・予防医学・医療の啓発に日々奔走。著書、TV出演等多数。
<受講される方へのメッセージ>
私は本業である「日本の植物文化の伝承」および「予防医学・伝統療法の研究」を通じて、日本のみならず世界の食文化の特徴・歴史・伝搬・健康効果などを学んできました。食はそもそも予防医学と民間療法の中心的存在でありますが、食いしん坊の食道楽(笑)であることが、それを自ずと徹底的に深めることになったのです。
保存食のバリエーションは、それぞれの文化の数だけ知恵があります。例えば今、美味しさや機能性が注目される発酵食も、そもそもは食の保存から始まっています。
保存食文化には先人達の驚きの知恵=「トライブテクノロジー」が凝縮しており、私達の祖先の足跡&歴史民俗への好奇心をくすぐるだけでなく、この混沌とした時代の未来を生き抜く知恵と灯明です。それをこの講座でお伝えし、皆様のこれからの糧になれれば幸いです。
山菜を蘇らせる秘密の鍋
~”薬草の聖地”の厳冬を越す知恵~
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